【リクルートのDNA -起業家精神とは何か】〜じゃるの読書感想文1〜
リクルートのDNA
リクルートのDNA―起業家精神とは何か (角川oneテーマ21)
- 作者: 江副浩正
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2007/03
- メディア: 新書
- 購入: 17人 クリック: 209回
- この商品を含むブログ (118件) を見る
突然ですが皆さん、リクルートって知ってますか?
そうです。「リクナビ」とか「SUUMO」で有名なあの「リクルート」です。今回はそんなリクルートの大切にする価値観や歴史が描かれた「リクルートのDNA」という本を読みました。
なぜ読もうと思ったのか
単純にリクルートについて知りたかったから
中の人は最近まで(といっても1年前とかですが、、)就活をしていました。なのでリクルートといえば「起業したい」「自己成長したい」という欲の強い学生が入社する企業という印象を強く持っています。ただどんな企業にも始まりがあって、リクルートも例外なく最初は小さな企業だったはずですよね。
そんなリクルートが今日に至るまでの経緯を知りたいなぁと思って、この本を手に取りました。
どんなことが書かれてるのか?
主にリクルートの歴史や大切にしている価値観について書かれています。
それまでの成功や失敗を通して、どう変わってきたのか。また今も変わらず持ち続けている思いや考え方とは何なのか。創業から2000年くらいまでに行ってきた事業や制度を通して、創業者の江副浩正さんの視点で綴られています。
所感・気づき ・学び
特に印象に残っている点をいくつか書きたいと思います。
- とりあえずリクルートのことをめっちゃ知れる
リクルートの価値観がどのように形成されたのかはもちろん、組織体制やビジネスモデルについても理解できます。
リクルートって何やってる会社かいまいち分からないですよね?でも実は創業当初から形は変われど、同じものを作って売り続けて現在のリクルートに至ってます。ここではあえて明かしませんが、リクルート志望の就活生は一度読んでみることを本気でオススメします。 めっちゃ色んなことに挑戦してる
スキー場を作ったこともあるらしいです。他の項目の話は多くても4〜5ページなのに対して、スキー場建設の項目は思い入れが強いのか8ページにわたって書かれています(笑)最終的には赤字に転落し、とっくの昔に売却していますが。
想像していた以上に色んなことに挑戦して、多くの成功と同時に多くの失敗を重ねて今のリクルートに繋がってるんだなと感じました。自ら機会を作り出し、機会によって自らを変えよ
間違いないです。「機会があれば」って言葉をよく聞くけど、僕あんまり好きじゃ無いんですよね。偶然遭遇できれば、みたいなニュアンスじゃないですか? そうじゃなくて、機会は作るものだと思ってます。作った機会に全力でコミットすることで、成長もできるし、チャンスも引き寄せられる。先週の日報にも書きましたが、自らチャンスを作り出すためのフットワークの軽さって大事だなって再確認しました。
先週の週報はこちら↓ soccer1356abc.hatenablog.com
二位になるのは「死」
この言葉も印象強かったです。僕の企業も後発でまさしく2番手なので身に染みてわかります。市場シェア1位の企業は答えられても2位の企業ってあんまり答えられないですよね?例えば、レシピサイトであれば、1位クックパッド、2位、、、?ってなりますよね。
それほど1位でいることって強いんですよね。ライバルの良いところは取り入れる
僕は大学の時に物理を学んでいましたが、ある教授にこんなことを言われたことがあります。公式なんて覚えなくていい。そんなものに時間を使うくらいなら
それを使って新しい発見をするために時間を使った方が良い。
すごく共感しました。
既存の良いものは積極的に使えって話ですね。
今後にどのように活かすか
- 今後もフットワーク軽くどんどん機会を作ってどんどん挑戦する
- もっとリクルートを研究して良いところは取り入れる
(○クシィさんが競合なので、、笑)
以上、【リクルートのDNA】でした!