エンジニア初心者に伝えたい「エンジニアに向いている」とは
今日の通勤の電車でふと「エンジニアに向いている、向いてない」について思うことがあった。
かつ自分の中で珍しく「発信する価値のあることかもしれない」と感じたので、ちょっとまとめてみようと思います。
エンジニアに向いている、向いてない
「エンジニアに向いている」とはどういうことだろう。よく耳にするのは
- 理系
- 数学が得意
- 論理的
- パソコンが得意
- 機械が好き
- 新しいものが好き
などでしょうか。というのも「自分はエンジニアに向いてなさそう
」とか「自分はプログラミング向いてなさそう
」と言っていた人の口から出たのが
- 「数学苦手だし」
- 「論理的じゃないし」
- 「文系だし」
- 「パソコン触れないし」
だったからです。そんなことを書いている筆者も新卒で入った当時は「ちゃんとプログラム書いてなかったし
」「情報系じゃなかったし
」とかなんとか変な理由をつけて、研修が始まる直前までぐちぐち言っていたことをそれはもうハッキリと覚えています(SQLってナニ?オイシイの?状態でした)
そんな筆者も2年ほどエンジニアを続けると、「静的解析ツールとはなんぞや?」みたいな講義もできるようになるし、既存の技術を新しく置き換えるに当たってフレームワークの選定をするようにもなりました。今のチームをうまく回すにはどんな役割でいればいいだろうとか、OSSにコミットしていきたいなとか考えたりする余裕も出てきます。
つまり言いたいことは
エンジニア(プログラミング)を始めて数週間、数ヶ月で「自分はエンジニア向いてない」なんて判断を正しく下すことなんて到底できない
ということです。個人的には1~2年は続けてみないと判断できないのではと思ってます。1年も続けないで「自分はエンジニア向いてない」って言っている人は単に逃げているだけなんじゃないか?とか思ったりします(逃げるのが悪いとは言ってないです)
最初はできなくて当たり前だと思います。プログラミングって最初は本当に分からないことだらけだと思うので、逃げたくなる気持ちも若干分かります。
でも本当にプログラミングできるようになりたい、エンジニアになりたいと思ってる人たちは、最低でも1年は続けてみた方がいいのではと思ってます。
もうちょっとでできるようになるのに、あとちょっとのところで諦めてしまう人が多いような気がしてます。できるようになったらもっと楽しくなるし、面白くなるのになぁ、という気持ちです。
プログラミング初心者の人たちに伝えたいこと
とはいえ1日でも早くもっとできるようになりたいですよね、めっちゃ分かります。そんな初心者の人たちに一番伝えたい重要なことは
正しい情報を入手して、正しいプロセスを身につける
ということです。これマジでめっちゃ重要だと思います(全ての職種において大事な気がする)
というのも、正直3年目になろうが分からないことだらけです。そりゃ年数積み重ねれば知っていることも増えますが、古くなって役に立たない知識もたくさん出てくるし、逆に新しい知識もどんどん出てきます。
そうなると重要になってくるのは
- 何を学ぶのか
- どう学ぶのか
だと思いました。そんでもってこの2つを知るために重要なのは
- 現役のエンジニア(できれば育成とかもやってる人)に聞く
だと思います。つまり、一次情報を手に入れるってことですね。
事業・サービスを始める時や、価値仮説を立てるときには一次情報を集めることが大切っていうのはよく聞きますが、プログラミング(のみならず何か)を勉強する時もこれが当てはまるってことですね。(ちなみにスクールに通う
のと現役エンジニアに聞く
のは全くの別物だと思っていますが、これ書き出すとだいぶ長くなりそうなので別の機会に)
まとめ
- 「エンジニアに向いている」かどうかは1~2年やってみないと分からない
- 正しい情報を入手して、正しいプロセスを身につける
- ①何を学ぶのか②どう学ぶのかを知る
- 3を知るために現役のエンジニア(できれば育成とかもやってる人)に聞く
少しでも多くのエンジニア初心者の方々の手助けに繋がれば良いなと思います!
ではでは!