【600万人の女性に支持される「クックパッド」というビジネス】〜じゃるの読書感想文3〜
600万人の女性に支持される「クックパッド」というビジネス
600万人の女性に支持される 「クックパッド」というビジネス<600万人の女性に支持される 「クックパッド」というビジネス> (角川SSC新書)
- 作者: 上坂徹
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川マガジンズ
- 発売日: 2012/09/07
- メディア: Kindle版
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どうもこんにちは!じゃるです!
今回は『600万人の女性に支持される「クックパッド」というビジネス』を読みました!
と言っても、実はこの本すでに10回くらい読んでます(笑)個人的にすごく好きな本なので紹介しようと思います。
なぜ読もうと思ったのか
クックパッドのインターンに参加する際に事前課題として初めて出会いました。
10回くらい読んでいるし、すごく良いことが書かれているのでまとめようと思います。
どんなことが書かれているのか
クックパッドがどのように誕生してどのように成長していったのかが書かれています。 創業者の佐野陽光さんの視点をはじめ、創業メンバーの小竹さんや森下さんの視点でクックパッドの考え方や価値観について触れられています。
所感・学び・気づき
便利になることと幸せになることは別物
これは初めて読んだ当初から、すごく考えさせられました。
世の中はインターネットの力でどんどん便利になっていますよね。
例えばLINE。LINEは日本国内であれば、いつでもどこでも直接顔を合わさずとも友達とコミュニケーションが取れますよね。スタンプを使いこなせば、喜怒哀楽もある程度相手に伝えることができます。とても便利で無いと困るものになりましたよね。
ただ一方で新しくいくつか問題も出てきたと思っていて、すぐにメッセージを返さないと無視されたり、友達の輪から外されていじめの標的にされるみたいなニュースも過去にありましたよね(まあニュース自体あんまり好きじゃ無いんですけどね、、)。
個人的にはLINEの例が分かりやすいので書きましたが、あくまでも一例で他にもたくさんあると思っています。便利になる一方で、新たな弊害も生まれていますよね。そう考えると、便利になることと幸せになることは別物であると考えた方がいいのかなと思っています。
最近だと、乳児にハチミツを与えてしまったというニュースなんかもそうですかね。
世の中ってこれ以上便利になっても良いものなのか。
徹底的に一番を目指す
リクルートのDNAで出てきた「二位なるのは死」とほとんど同じような考え方ですね。
ただ本書では「徹底的に一番を目指す = ユーザーの想像を超えるアウトプットを作る」なので、若干モノづくりに対する考え方も含まれているのかなと思います。
テクノロジーはあくまでも手段
テクノロジーはあくまでも手段で、何をするかが重要。
手段が目的化しないように気をつけたいです。
優れたものは無言語
あくまでも「プロダクトに関しては」だと個人的には思ってます。議論や思考を深めていく上では、間違いなく言語化は必要だと思います。
何事も目的を意識する
創業者の佐野さんは、オフィスの移転パーティーでも「なんの為にやるのか?」という目的意識を追求しています。
何事も目的を持って取り組まないと、周囲にマイナスの印象を与えてしまいかねない場合もあります。
研修でもとても意識していますが、目的意識は大事ですね。
今後にどう活かすか
- 何事も目的を意識する。ブレそうなときは目的に立ち返る。
- 中長期的な視点でのユーザーファーストを意識する